新選組幕末の青嵐
2005年 05月 04日
新選組幕末の青嵐
木内 昇 (著)
「組!で新選組に興味を持った方には本気でお薦め」と薦めてる方から
直々にお借りしていた「新選組 幕末の青嵐」を読み終わりました。
うん、ホント、お薦め。
本としては、厚みがあるし、472ページもあるわけですが、
凄く読みやすいです。
なんていうか、小説という感じがしないんですね、これ。
で、隊士たちが出てくるわけですが、
隊士ごとに見て、それぞれの目線で書かれてるんですよね。
隊士一人一人の目線で淡々と書いてる印象なんですが、
それが逆に凄くいい。
一人一人に視点を置いてるから、隊士の色んな感情が見えてきたり。
淡々と書いてあるけど、そこが泣けるというか。
「組!で新選組に興味を持った方には本気でお薦め」というのが、
凄くわかった気がしますよ、ええ。
うん、凄くいい!!買いだな、これは。
「あんたはこれと決めた他人のことは信用するくせに、
そいつらから自分が信用されてるとは思えねぇんだな。」でしょ?
代わりに確認しておきましたよ(笑)
自分を責めてるだろう土方さんを優しく見守る斎藤が素敵でした。
「歳三往きてまた」も届いたので読もうと思います。
というか、レミゼを聞きながら新選組関連を読んでるので、
頭の中が多少ごちゃつき気味です。
だって、明日はレミゼだから復習しないと!
毎回行く前日はCDを聞いて復習する、妙に律儀な私(笑)
by naturally24
| 2005-05-04 17:03
| 本