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心のアンテナに引っかかったものを日々偏った愛で綴ります。


by naturally24
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5月12日 レ・ミゼラブル 夜の部感想(後編)

疲れた、疲れた、今日の仕事は実に疲れた....
世間が休みモードの空気が流れてるのに
朝出勤するのは、非常にやる気が出ないもんだ。
「みんな休みなのに、なんで仕事...」と軽くふてくされ気味。

だが、「みんな仕事なのに私は休み」という、
平日休みの人間なので文句は言えない。

が、土曜はみんな休みだ。
みんなってどこが基準なんだ、いったい。

とりあえず、なんだか疲れたぞーーーーとぼやいてみる(え)



明日は、「ラストDEレ・ミゼ(は?)」です。
帝国に通う日々も終わりです。

さびしいー。さびしいー、レミゼもっと見たいー。
何度見れば気が済むのだろうか、私は。

でも、何度見ても
これぞ青春の輝き、誰かに伝えたい」なわけですよ。


明日で今回のキャストさんは終わりです。
ラストに居合わせるなんて幸せ。
嬉しいなーー。


と思ったら、年末は大阪でやるらしいよ。


私の愛する藤岡マリウスが再び・・・!!
呼んでるの?私を(呼んでない)

藤岡マリウスのために「おいでませ大阪」は、
さすがにできません(笑)



と、前置きが長くなりましたが、5月12日の感想を書いておこう。


キャストの方は。
山口祐一郎、鈴木綜馬、笹本玲奈、マルシア、
知念里奈、泉見洋平、徳井優、森公美子、坂元健児



感想前編はこちら







マルシアファンティーヌ。


いやー、やっぱりファンティーヌはマルシアだな、と思いました。
なんていうのかな、ファンティーヌは病気で死んじゃうんですよ。
実物のマルシアさん、すっごい華奢なのね。

で、外見も凄いファンティーヌなわけですよ。
歌もやっぱり凄く良くて。
やっぱりコゼットの幻覚が見えるところとか凄い。

先日、シルビアファンティーヌを見て、
今回マルシアを見てね、思ったのは、
マルシアは子持ちなんですよ。

子供のために身体を売って...て言うのがあるんですが、
それをしそうに見えるの、いい意味で。


母性って言うのかな。
ホント、母親特有の子供を愛する感じって
凄いにじみ出てるんですよね。
自分を犠牲にしてでも、子供を...って言うのがね。
そこがね、グッと来ますね、うん。


あ、あとカーテンコールのマルシアが個人的に好きです。

最期の衣装で出るので、
パジャマみたいなネグリジェみたいなのなんですが、
裾が広がって長いんですね。
それを持ちながら、走ってくるマルシアが好きです(マニア)




知念コゼット。


思ったより、かなり良かったです。
最初写真を見た時に、知念のコゼット姿の縦ロールがおかしくてね、
どうなんだろう...と思ったんですが、
やっぱり彼女は歌がうまい。

歌手の知念の姿って知ってるじゃないですか。
その姿を思ったときに、コゼットお嬢さまより、
エポちゃんかなーと思ったんですよ。
結構、活発そうな感じだし、知念って。
歌もアムロから始まった沖縄ブームから出てきたから、
太陽が似合うようなはつらつな感じで。
だから、余計に何も知らないお嬢様より、
擦れた感じのエポかな?と思ったんですよ。

でも、コゼット似合いましたね。
高音も綺麗に出てた。
ちょっとキンキンする感じだったけど、
全体を通すとそんなに気にならなくて。

あとね、黒い衣装の知念コゼットより、
ウェディングドレスの白衣装の知念が可愛くって。


うわーーー、可愛いーと思いました(笑)



あ、あと、カーテンコールで
ずっと泉見マリウスの側にいた姿が、
マリウスとコゼットでなんか嬉かったです(単純)




泉見マリウス。



なんかなんか凄い良かったですよ・・・!!
初レミゼは泉見マリウスだったんですね。

で、山本マリウスの影響を受けすぎてた私は、
いまいちだな...と思ったんですが、
今回見たら、なんかマリウスでしたよ。

ビックリした(笑)


でも、相変わらず、仲間より恋寄りのマリウスでしたが、
なんかね、それも許せた(何様)



おおおおおお、とビックリしましたよ(笑)



一幕で「僕は飛ぶよ虹の空へーーー」とか
コゼットへの愛が溢れてる時がですね、
個人的に面白かったです。

なんか常に腕が開き気味。
で、なんかクルクル回ってました。

もーーー、彼も虹の空へ飛びますよ、きっと(え)
腕が翼に見えそうでした(笑)



初レミゼの時は、山本マリウスの面影を求めていたから
良さが見えなかっただけなのか、
泉見マリウスがどんどんよくなっていったのかわからないですが、
なんだか凄く良かったです。

やったよ、名誉挽回だよ、良かった(笑)


やっぱりねー帝国にいる人たちは、
みんな凄いんだよ(庶民感覚)





徳井テナルディエ。


引越しのサカイです。
引越しのサカイの人です。


なんか結構独特の動きをしてましたね。
カニ走りみたいな。
あの、マリウスとコゼットが密会(違)してる時に、
コゼットの家を襲おうとするテナルディエ率いる悪党たち。

で、そこで、エポちゃんが
「ゼニなどないよー知ってるのさー」と
テナルディエに向かって言うわけですよ。
で、「キャーーーーー」と叫び助けるんですね、2人を。

そこで、ちょっと遠くに居るエポちゃんに近づく時に、
カニ走りをするんですよね。

見てるとちょっとやりすぎかなー?と思ったんですが、
でも、森くみ奥さんとの並んだ姿は最高です(笑)


リトルコゼットを引き取りに来たバルジャンと話すテナルディエ夫妻。
もう、そこは凄い面白かったですね。


並んだ姿が面白いんですよ。
徳井さん、背も小さくて小柄なんですね。
その小柄なテナルディエ徳井が、
明らかに主導権を持つ森くみ奥さんに操られてる様子ってのは
かなり面白かったですよ。

まさに奥さんの尻に敷かれてる弱いお調子者の旦那(笑)


森くみさんとだと、みんな面白く見える(笑)




森くみテナルディエ妻。


もーーーー、待ったよ、待ったよ、待ち焦がれたよ。
初回に見たきり、ずーーーーっと瀬戸内さんだったからね。
やっぱり最高です。
歌も凄いし、やっぱり役にぴったりだなー。

多分、宿屋のシーンとかって、
面白い場面なんだよね?
結婚式のシーンでマリウスたちがいなくなった後とか。
そこがね、やっぱり森くみさんの本領発揮なんですよ。


瀬戸内さんもね、テナ夫に合わせて、
色々変えてた感じだったの。
シーンを面白くする芝居をしたりとか。

でもね、同じことをしても、
やっぱり森くみさんは面白いわけですよ(笑


多分、テナルディエ妻はね、面白がられる役だと思うんですよね。
レミゼに詳しい方にいただいた、レミコンのDVDでも海外の方だったけど、
やっぱり出てくるだけで笑いが起きるわけですよ。


そういうキャラにね、ぴったりだったの、森くみさん。


もーーー、森くみさん出てきたら、釘付け(笑)


一幕の最後の「One Day More」ですら、
穴から顔を出して「あっちでホイ こっちでハイ」という
森くみテナ妻に釘付け(笑)

そして結婚式のシーンでも、マリウスとコゼットを見ずに
ずっと森くみテナ妻に釘付け。

気づいたら、マリウスとコゼットは式場を去っていた...
いつの間に!?


ちなみに一緒に行った姫は、坂元さんに釘付け(笑)
というか、結婚式のシーンでアンジョを見つけたことがないのだが、
どこにいるのだろうか(笑)


未だにメインの役以外で出てきたマリウスとかエポちゃんとかを
見つけられない私。


だって、舞台暗いんだよ!眼が疲れるんだよ!
明日こそ探し出そう(無謀な野望)




久々、坂元アンジョ。


いやーーーーー、やっぱり歌がいい。
すごいいい。

さすがシンバだね(笑)

声量とかホントすごいし、もうね、
私は坂元アンジョに「撃て」と言われたら撃つね(笑)
こないだも同じことを言ってた気がするのだが。


東山アンジョは、風貌がリーダーで引っ張ってく感じなんですよ。
で、ついていくよ!と思うわけです。
坂元アンジョは、歌が凄くて説得力があるんですよ。
で、ついていくよ!と思うわけです。


近くで見るなら東山アンジョ、
遠くで歌で魅力を感じたいなら坂元アンジョかな?


アンジョルラスはリーダーなので、
いかにリーダーっぽさがあるか、
学生を率いる感じがあるかって大事な気がして。


その点、坂元アンジョは率いますね、歌で。
もうね、私はついていけますよ!(来なくていい?)



あ、そうそう。
山本さんのマリウス姿にも尻尾のような付け毛がついておりましたが、
坂元さんにも短めの尻尾がついていました。
気づかなかった(笑)

今回初めて気づきました。

19世紀を確実に再現するレミゼでは、
山本さんの短髪も坂元さんの地毛も
却下されたのでしょうか(笑)

でも、レミゼの衣装は圧巻ですよ、ホント。

こちらにも載ってますが、ほんとに細部にも!



さすがです、ホント。




と、こんなに熱いレミゼも明日で終わり。
さびしいなー。

帝国にビビっていた庶民の私も、もはや余裕で振舞えます(え)


これぞ青春の輝き、誰かに伝えたい」が
私の駄文でレミゼの魅力が伝わったらいいな、と、思います。
by naturally24 | 2005-05-21 21:53 | 舞台